
米ジョー・バイデン大統領は2月29日、中国がリードする「コネクテッド・カー」が米国のデータを収集しており、安全保障上の問題があるとし、対策措置を講ずることを発表した。
今回の声明では、コネクテッド・カーが、運転手や同乗者に関する大量のデータ、カメラやセンサーを定期的に使用することで米国のインフラに関するデータを収集したり、重要インフラに接続することでデータインフラに侵入するリスクがあると表明。国家安全保障を脅かす形で悪用される可能性があると言及した。
今回の措置を受け、商務省産業安全保障局(BIS)は、懸念国からのコネクテッド・カーがもたらす国家安全保障上のリスクを調査するため、規則制定提案事前通知(ANPRM)発布。調査の一環として、リスクの性質や、リスクを軽減するために講じられる可能性のある措置について、企業や市民から情報を収集していく。これらの情報を基に、具体的な規制を定める。
【参照ページ】FACT SHEET: Biden-Harris Administration Takes Action to Address Risks of Autos from China and Other Countries of Concern
【参照ページ】Statement from President Biden on Addressing National Security Risks to the U.S. Auto Industry
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