
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は3月8日、職場での女性エンパワーメントを促すガイドブックを発行した。英語版と中国版を用意した。
UNGCは、ジェンダー平等の分野では、中国を改善に向けた成功事例とみなしている。UNGCは2022年に「UNGC中国戦略」を発表。さらに同年に中国で「ジェンダー平等目標アクセラレーター」プログラムも開始し、現在約50社が加盟している。さらに2023年末までに「女性エンパワーメント原則(WEP)」にも数多くの企業が署名した模様。
【参考】【中国】国連グローバル・コンパクトオジャンボCEOが訪中。一帯一路に対し10原則提唱(2023年10月23日)
同報告書は、中国企業がジェンダー平等を進めるうえで直面している課題と、先進事例に焦点を当てた。先進事例としては、レノボ、JD.com(京東商城)、華為科技(ファーウェイ)、厦門航空、北京心智互動科技、中国太平洋財産保険、正泰電源(CHINTグローバル)、溢達集団(Esquelグループ)を取り上げた。
同報告書では、UNGCが推奨するジェンダー平等に向けた企業の進め方として、「コンセプト学習と現状分析」「キャパシティビルディングと認知向上」「対外コミットメントと経営陣サポート」「目標設定とアクション」「進捗確認と報告」の5つのステップをあらためて示した。
【参照ページ】UN Global Compact launches Guidebook to encourage companies to Empower Women in the Workplace
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