
英プレミアリーグ所属リバプールFCは5月6日、2005年の「イスタンブールの奇跡」から20周年を記念する特別ジャージで、世界初のカーボンニュートラルを実現したと発表した。製造過程で排出された全ての温室効果ガスをカーボンオフセットした。
今回用いたカーボンクレジットは、米二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)企業1PointFiveの直接空気回収(DAC)を活用したもの。リバプールFCは3月、1PointFiveとのコラボレーションを発表しており、今回が初の成果物となった。同ジャージは、リバプールFCのオンラインストア、 ストアアプリ、自社販売店舗で販売される。
リバプールFCは2021年1月、サステナビリティ戦略「The Red Way」を発表。「人」「環境」「コミュニティ」の3つの軸で、長期戦略を掲げている。スコープ3を含む温室効果ガス排出量を2030年までに50%減、2040年までのカーボンニュートラルにする目標もその一つ。
同社のパートナーには、スタンダードチャータード、NIKE、アクサ、エクスペディア等があり、当該企業のサステナビリティ目標の達成に貢献していくと宣言している。
【参照ページ】LFC and 1PointFive launch a world-first commemorative jersey to mark 20 years since Istanbul
【画像】リバプールFC
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく
ログインする
※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら