
中国アリババの金融子会社アント・フィナンシャルと半導体世界大手米インテルは5月27日、中小企業向けのIT機器リースを拡大するため、ブロックチェーン技術を活用した透明性と信頼性の高い手法を実現していくことでパートナーシップを締結した。
今回のパートナーシップは、アント・ファイナンシャルが、同社のブロックチェーン・プラットフォーム「アント・ブロックチェーン」を提供し、IT機器リースでの信頼性を高める。インテルは、クラウド・デバイス・マネジメント技術を提供し、インテルのCPUを活用しているハードウェアの活用状況をモニタリングし、使用状況をチェックすることができるようにする。双方のリソースを活用することで、業界の透明性や信頼性を高め、中小企業にとって銀行や保険会社からの金融サービスを受けやすくする狙いもある。
両社は、新型コロナウイルス・パンデミックにより、サプライチェーンや資金フローが断絶したことで中小企業は大きなダメージを受けていると指摘。さらに今後、中小企業にはデジタル・トランスフォーメーション(DX)が必要になることから、アフォーダブルなIT機器リースの市場を拡大することで、中小企業が成長しやすくできるようにすると、意義を説明した。
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