水素燃料電池航空機開発スタートアップの米英ゼロアビアは12月13日、リージョナル・フライト用の2MWから5MWのゼロエミッション・パワートレイン・システムの開発のため、新たに3,500万米ドル(約40億円)の資金調達を行ったを発表した。出資総額は1億1,500万米ドル(約130億円)となった。
今回の出資では、ユナイテッド航空とアラスカ航行も初出資。特にユナイテッド航空は、開発する「ZA2000-RJ」エンジンを50台発注し、さらに50台の追加発注オプションを付ける予定。早ければ2028年に、ユナイテッドエクスプレスの既存機や、ユナイテッド航空が独自に開発している「CRJ-550」に搭載される可能性があるという。CRJ-550は、ファーストクラスをはじめとするプレミアムアメニティを提供する唯一の50人乗りの航空機。
【参考】【アメリカ】燃料電池航空機開発ゼロアビア、35億円の資金調達に成功。英政府からも17億円支援獲得(2020年12月17日)
同社にはすでに、アマゾンの「Climate Pledge Fund」、AP Ventures、Breakthrough Energy Ventures、Horizons Ventures、Summa Equity、Shell Venturesも出資している。
【参照ページ】ZeroAvia Raises Further $35 Million for Zero-Emission Flight Technology, Taking Total Raised to $115 Million 【参照ページ】United Becomes Largest Airline to Invest in Zero-Emission Engines for Regional Aircraft