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【アメリカ】携帯会社大手のSprint、発達障害を持つユーザー向けモバイルアプリを発表

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米携帯会社大手のSprint社は6月18日、自閉症や失読症、統合運動障害などの認知・発達障害を持つユーザー向けの画期的なモバイルアプリケーションパック、Neurodiversity ID パックを発表した。

このアプリパックは1クリックでダウンロードできる発達障害を持つユーザー向けのアプリが多数収録されており、数学、読解力向上ための学習補助、幼稚園児から15歳までの子供向け学習ゲーム、さらに親に向けた教育支援アプリなどを提供している。現在はSprint社のBoost Mobile社のAndroid搭載スマートフォンから使用可能だ。

SprintのCEOを務めるDan Hesse氏は、QASC(Quality Services for the Autism Community)の年次イベントの中で2014 Change Maker Awardの受賞と併せて同製品を発表し、「Sprintは障害を持つ方々の生活の質を高める革新的な方法を提供する。このアプリパックは発達障害を持つユーザーの学習を推進し、コミュニケーションの壁を取り払えるように設計されている。」と語った。

現在、米国の子供の68人に1人が自閉症で、10人に1人は統合運動障害であり、米国人の15%は読み取りに何らかの問題を持ち、約4000万人が失読症だと言われている。

同アプリパックを使えば、これらのユーザーがGoogle Play上にある100万以上のアプリの中から自分に合ったアプリを見つけ出すのにかかる膨大な手間を省くことができる。読み取りが苦手な子供が音で学習できるもの、低学年向け・高学年用向けのもの、発達障害の子供を持つ親同士が情報交換できるものなど、アプリの種類や用途は様々だ。

Sprintは障害を持つユーザーのアクセシビリティを高めるための革新的なソリューションを提供するリーディングカンパニーとして認識されており、QSAC 2014 Change Maker Awardを受賞しているほか、2013年にはSpringboard Consulting社によるDisability Matters Marketplace Awardも受賞している。

【企業サイト】Sprint

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