【イギリス】メイ首相、2042年までの不要プラスチックごみゼロを宣言。段階的に政策導入 2018/01/18 最新ニュース

 英テリーザ・メイ首相は1月10日、2042年までに不要なプラスチックごみをゼロにする政策方針を発表した。25年間という長期の目標達成に向け、段階的に政策を導入していく。

 メイ首相は、具体策として、現在、イングランドのスーパーマーケットで配られるビニール袋に1つあたり5ペニー(約7円)を徴収しているが、これを全ての小売店に拡大適用していくことを挙げた。また、スーパーマーケットと連携して、プラスチック・パッケージを行わない陳列棚の実現も目指す。来月には、廃棄物を削減するための税制度の検討も開始する。さらに、プラスチックのイノベーション分野に70億ポンドの助成金プログラムも創設する。

 英政府は、1950年に以降累積でプラスチックごみが83億t生み出されたと推定。対策を講じなければ、2050年までに累積340億ポンドに至ると見積もっている。ビニール袋への5ペニー課金では、これまでに90億枚のビニール袋が節約された。

 メイ首相が発表した2042目標には、以下のような6項目が挙げられている。

  • 清浄な空気
  • 生活で豊富な水
  • 植物や野生動物の成長・繁栄
  • 洪水や干ばつ等の災害がもたらすリスクの低減
  • 天然資源のよりサステナブルかつ効率的な利用
  • 自然環境への取り組みを通した景観・遺産の保全強化

 さらに上記の達成目標のために、以下のような対策を推し進める。

  • 気候変動の緩和および適応
  • 廃棄物の削減
  • 化学物質への暴露の管理
  • バイオセキュリティの強化

【参照ページ】Prime Minister launches 25 Year Environment Plan

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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