
国際漁業NGOの海洋管理協議会(MSC)のJaco Barendse氏らの研究チームは3月18日、魚種の不正表示を防止するためMSC等の認証を取得するよう、学術雑誌「Current Biology」で提唱した。
同チームが、論文51本から4,500魚種の状況を調査したところ、現在欧米では、魚種の表示ラベルのうち30%が不正表示となっている。不正表示には、高値販売を目的とした意図的で悪質なものもあるが、サプライチェーンの中で間違って特定されたり、呼称されたりする不備により非意図的に実施していしまっているものも少なくない。例えば、レストランで大西洋野生種の鱈と掲示されていたものが、実際には養殖なまずということも起こっている。不正表示は、白身魚で多く、特に西欧の小売店やレストランで発生している。
不正表示は、消費者を欺くだけでなく、水産資源管理の面でも問題となる。そこで今回、MSC認証を取得している魚を対象にDNAバーコーディングで調査したところ、不正表示は0.92%と非常に少なかった。そのため、認証取得魚介類は、不正表示対策でも効果があると提唱した。
【参照ページ】DNA barcoding validates species labelling of certified seafood
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