英環境庁は4月17日、2021年までとそれ以降を念頭に沿岸部の侵食や洪水に備えるため、26億ポンド(約3,780億円)の投資プログラムを発表した。環境庁は、2019年4月から実施事業者や地域団体を募る「Next Generation Supplier Arrangements(NGSA)」プログラムを採用。実施事業者や地域団体とともにプログラムの初期段階から協働して検討を行う。
気候変動により、今後沿岸部では洪水被害や浸水被害、崖崩れ等が懸念されている。同プログラムでは、官民が連携して、家庭、企業、地域社会にとって長期的にメリットとなるプロジェクトを模索する。プロジェクトでは、環境インパクトだけでなく、地域の経済成長、社会的ウェルビーング、自然資本レベルの強化等が考慮される。
NGSAは、リスクの高い30万世帯を保護することを目標としており、2023年まで活動を続ける。2027年まで延長される可能性もある。
【参照ページ】Environment Agency announces new green legacy for £2.6bn flood and coastal risk management programme
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