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【フィンランド】年金大手3者、再エネ投資会社を共同設立。第1号投資は3ヶ所で合計11億円

 フィンランド年金基金及び年金保険大手3者は4月29日、再生可能エネルギー投資会社Exilion Tuuli Kyを共同設立した。参加した3者は、フィンランド公的年金基金State Pension Fund of Finland(VER)、年金保険大手Elo Mutual Pension Insurance Company(Elo)とVeritas Pension Insurance。フィンランド国内で再生可能エネルギー案件に投資する。

 Exilion Tuuli Kyは、2005年創業の不動産投資運用Exilion傘下のTuuliTapiola Kyを改組する形で設立された。Exilion Tuuli Kyはすでに、国内の風力発電所3ヶ所に9,000万ユーロ(約11億円)投資し所有権を獲得した。合計設備容量は63MW。IRRは6%から8%を見込む。

 フィンランドは、水力大国でもともと水力発電割合が高い。一方、原子力発電、石炭火力、ガス火力で約50%近くも占めており、再生可能エネルギー比率を高めようとしている。一方、欧州では再生可能エネルギーの投資パフォーマンスはよく、年金基金としても投資を加速させる。

【参照ページ】Exilion Tuuli Ky, a New Company focusing on Renewable Energy, has Acquired Three Wind Farms and Plans to Invest EUR 300 Million in Renewable Energy

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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