四国電力は5月8日、10連休となった4月27日から5月6日までの太陽光発電の状況を発表。前半は前線や低気圧の影響で曇りや雨となる日があり、発電全体に占める太陽光発電の割合は20%から35%ほどと低かったが、晴天が多かった後半は時間単位で最大88%にまで達していた。それでも、太陽光発電所に対する出力制限も発動せず、それ以外の電源の調整で乗り切った。
太陽光発電割合が88%となった際の発電状況は、前年と比べると、伊方原子力発電所3号機が稼働している分、原子力発電量が増えている。また、太陽光発電量も1.77GWhから1.87GWhへと伸長した。風力発電も20MWhから30MWhへと微増した。他方、火力発電量は1.74GWhから1.09GWhに大量に減少させた。
今夏の電源調整では、火力発電の抑制以外でも、揚水発電所の活用や、連系線を用いた他社への電力融通を実施した。
【参照ページ】太陽光発電の普及拡大に伴う大型連休期間中の需給への影響について(速報)
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