Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【オランダ】国際環境NGO、INGをOECD相談窓口に通報。児童労働関与のパーム油大手からの投資引揚げ要求

 国際環境NGOのFriends of the Earth(FoE)Milieudefensie(Netherlands)、リベリアのSustainable Development Institute、インドネシアのWahana lingkungan Hidup Indonesiaは7月5日、蘭金融大手INGグループを相手取り、経済協力開発機構(OECD)の「OECD多国籍企業行動指針」の下で設定されている「連絡窓口(NCP)」に通報した。NCPは、司法機関ではなく、問題の解決に向け斡旋する機関。

 通報の理由は、パーム油世界大手香港ノーブル・グループ、シンガポールのウィルマー・インターナショナル、仏BolloréグループのScofinが、児童労働に関与しているという主張で、INGが同3社及び産業パーム油セクター全体からのダイベストメント(投資引揚げ)を要求している。同時に、オランダ政府に対しても、法的拘束力のある金融規制の強化を求めた。

 これに対し、INGは声明を発表。NCPへの通報があったことを認め、同社としてNCPが促す対話に対し、NGOとの直接対話、間接対話のいずれにも積極的に応じる姿勢を明確にした。INGは、「取引先のオペレーションで発生している環境・社会課題を、私達は常に防げるわけではない」と言及。但し、改善に向けた協働は可能だとした。

【参照ページ】ING reaction to NCP notification on palm oil

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。