
インド・テランガーナ州政府は8月5日、州内での児童労働や強制労働を撲滅するため3年間の国際労働機関(ILO)との共同プロジェクトを同月から始めると発表した。特に、同州の主要産業である綿花栽培や紡績工場をターゲットとする。同州によると、児童労働と強制労働の双方を特定するための統合アプローチを講じるのは今回がインド初だという。
インドは、綿花生産で中国に次いで世界第2位。綿花分野は児童労働や強制労働が非常に多い分野であり、インドでも多数が関与しているとみられている。ベターコットンイニシアチブ(BCI)等の認証も生まれてきているが、ILOによると、2010年以降14歳以下の児童労働の数は2倍になり、現在は綿花分野で世界で児童労働が20万人いると見積もられている。特に、細かい作業が必要となる綿の交配のための種栽培で近年増えているという。
今回のプロジェクトでは、綿花栽培の主要10地区のうち6地区がプロジェクト対象に選定された。まず現状把握から努める。州政府職員の研修も実施していく。
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