世界経済フォーラム(WEF)と国際環境NGOのEnergy Transitions Commission(ETC)は9月24日、重工業セクターで2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにするためのアクション「Mission Possible Platform(ミッション・ポッシブル・プラットフォーム)」を立ち上げた。
そのため、トラック輸送業界の「Clean Road Freight Coalition」、海運業界の「Getting to Zero Shipping Coalition」、航空・ジェット燃料業界の「Clean Skies for Tomorrow」、アルミニウム業界の「Aluminium for Climate」、セメント業界の「Clean Cement and Concrete Coalition」、シェアード・電気自動車・自動運転推進の「Circular Cars Initiative」、総合化学業界の「Collaborative Innovation for Low-Carbon Emitting Technologies in Chemicals」、鉄鋼業界の「Net-Zero Steel Initiative」の8つを発足した。各業界で先進企業のCEO等経営陣やNGOが結集し、アクションや政策提言を主導していく。
各々の創設メンバー企業(今回発表)
- トラック輸送業界:ボルボとScania
- 海運業界:シティグループ、カーギル、ロイドレジスターグループ、マースク、ロイヤル・ダッチ・シェル、トラフィグラ、Euronav
- 航空・ジェット燃料業界:エアバス、英ヒースロー空港、KLM、スキポール・グループ、ロイヤル・ダッチ・シェル、SkyNRG、スパイスジェット、ボーイング
- 総合化学業界:BASF、コベストロ、DSM、SABIC(サウジ基礎産業公社)
- 鉄鋼業界:Energy Transitions Commission(ETC)
- シェアード・電気自動車・自動運転:EIT Climate-KICとLeasePlan
【参照ページ】Launch of Climate Action Platform for Delivering Carbon Neutrality in Hard-to-Abate Sectors by Mid-Century
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