米格安航空会社ジェットブルーは1月6日、同社国内線が2020年7月から二酸化炭素ネット排出量がゼロ(カーボンニュートラル)になると発表した。排出量分のカーボンオフセットを購入する。また2020年中旬からサンフランシスコ発の便に持続可能なジェット燃料(SAF)を活用する。
同社はこれまで、米NGOのCarbonfund.orgから継続的にカーボンオフセットを購入してきた。2008年以降の購入分は、118万tにのぼる。今回新たにEcoAct、South Poleからもカーボンオフセットを購入することとなり、カーボンニュートラルが実現した。購入したオフセットは、主に森林保護、ゴミ埋立地でのガス回収、太陽光・風力発電の3分野に関するプロジェクトへ投資し、地域経済にも貢献する。オフセットする量は、年間700万から800万t分
また、持続可能なジェット燃料は、フィンランド・エネルギー企業Nesteから調達する。同ジェット燃料は、100%廃棄物もしくは原料残留物から製成され、化石燃料由来のジェット燃料に比べてライフサイクルにおけるカーボンフットプリントを80%削減できるという。さらに、航空交通管制システムの最新化による削減も目指す。同社によると、航空交通管制システムの質が低いと、燃料の12%が無駄になる。
【参照ページ】JetBlue Prepares its Business for a New Climate Reality
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