
英紙ガーディアンの発行会社ガーディアン・メディア・グループ(GMG)のアンナ・ベイトソンCEO代行とハミシュ・ニックリン最高売上責任者(CRO)は1月29日、同社の紙面、ウェブサイト、アプリ上で化石燃料採掘企業の広告を受け付けないことを決めたと表明した。同社は以前から、気候変動に対する厳しい姿勢を打ち出しており、ついに広告掲載禁止にまで踏み切った。同様のアクションをとった主要メディアは、ガーディアンが世界初。
ガーディアンは2015年、GMGのオーナーでもあるScott Trust Endowmentファンドにおいて、化石燃料ダイベストメント(投資引揚げ)を決定。その結果、化石燃料関連への投資割合は1%未満にまで下がっている。また、2019年5月には、Katharine Viner編集長が、気候変動ではなく「気候危機」という言葉を提唱し、他のメディアにも波及していった。
今回、…
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