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【アメリカ】マクドナルドとスターバックス、店内飲食禁止発表。新型コロナ感染拡大阻止を優先

 米マクドナルドと米スターバックスは、新型コロナウイルスへの対策のため、直営店での店内飲食を全面禁止し、ドライブスルー、店内での持ち帰り品販売またはデリバリーのみの営業に切り替えると発表した。感染拡大を阻止する姿勢を示した。

 米マクドナルドの決定は3月16日。店内飲食の決定は、各地域や連邦政府の医療当局からの指導に従ったと説明した。また、スタッフのシフトも変更し、ドライブスルー、持ち帰り品販売、デリバリーのみシフト編成に切り替える。同時に、全米店舗での店内プレールームも閉鎖する。フランチャイズ店の店舗運営については、直営店と同様の対応をすることを推奨しつつ、地域毎の状況に合わせた対応をすべきとした。フランチャイズ加盟店の組織も賛同するという観測を伝えた。

 スターバックスの決定は3月15日。人が集まりやすいモールや大学キャンパスでの店舗については全面閉鎖することも決めた。また、感染者の多い地域では、店舗の閉鎖や営業時間の短縮も実施するとした。

 スターバックスでは、新型コロナウイルスの感染者や、感染の疑いのある者、及び感染者との濃厚接触者に関しては、最大14日間の大災害休暇を特別支給する制度を発表。さらに60歳以上や体調が悪く、感染リスクの高い人にも同制度の支給対象とした。また、14日を過ぎても復帰できない場合は、追加で最大26週間付与するとした。また店舗スタッフには、心理カウンセリングサービスを無料で受けられる福利厚生制度も用意した。

 マクドナルドは、店内飲食の禁止に際し、クリス・ケンプチンスキーCEOが5つの対応原則を表明している。具体的には、「相互扶助」「長期思考」「透明性確保」「率先垂範」「パーパス(企業の存在目的)への忠実」の5つ。

【参照ページ】McDonald’s USA to Serve Customers through Drive-Thru, Walk-In Take-Out and McDelivery
【参照ページ】Five Principles That Guide McDonald’s Ongoing Response to COVID-19
【参照ページ】Navigating through COVID-19

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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