粘着ラベル生産世界大手30社以上は10月26日、業界のサーキュラーエコノミー化を推進するコンソーシアム「CELAB(Toward a Circular Economy for Labels)」を発足した。現在、使い捨て型のリニアエコノミーとなっている業界を、サーキュラー化する手法を検討していく。
CELABは今回、グローバル規模のコンソーシアムとともに、地域毎の事情の違いを考慮し、欧州と北米の2つの地域コンソーシアムも立ち上げた。グローバル規模のステアリング・コミッティは、組織との優先事項を固め、地域毎のステアリング・コミッティが、課題の整理、リサイクル体制を整備していくための検討や政府当局との協議、業界への啓蒙等を進めていく。地域コンソーシアムは、他の地域でも発足を募る。
グローバル・コンソーシアムの加盟企業は、BASF、ダウ・パフォーマンス・シリコン、ヘンケル、サッピ・ヨーロッパ、モンディ・グループ、マルチカラー、UPMラフラタック、エイブリィ・デニソン、アールストローム、エルケム・シリコーン、マタック、Loparex、PolyPlex、Siliconature。日本企業はゼロ。
欧州コンソーシアムの加盟企業は、グローバルの加盟企業の他に、Delfort、Evonik Fedrigoni、FINAT等の他、三菱ケミカルホールディングスのドイツ子会社Mitsubishi Polyster Filmも加盟した。
北米コンソーシアムの加盟企業は、同じくグローバルの加盟企業の他に、クルーガー等が加盟した。
【参照ページ】Self-Adhesive Label Industry Announces Consortium to Promote Global Recycling: “CELAB: Toward a Circular Economy for Labels”
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