
飲料世界大手デンマークのカールスバーグの英子会社カールスバーグ・マーストンズ・ブリューイング・カンパニー(CMBC)は2月16日、英ガラス瓶製造大手Encircと協働し、リサイクル素材含有率を高め、工場でのエネルギーを100%バイオマス燃料に切り替える実証実験を発表した。品質を従来のガラス瓶と同等にしつつ、二酸化炭素排出量を最大90%削減できる可能性がある。
今回の実証は、持続可能なガラス製造に関する英国の産学連携イニシアチブ「Glass Futures」の一環。英ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)のプログラム「エナジー・イノベーション・プログラム」にも採用された。一方、カールスバーグとしても、今回のアクションは、二酸化炭素ネット排出量をゼロにする「Together Towards Zero」目標の一環。
ガラス瓶製造に伴う二酸化炭素排出量は、同社バリューチェーン全体の10%を占める。ガラス瓶工場でのエネルギーをバイオマス燃料に切り替え、再生素材を活用してバージンガラスの使用量を減らすことで、ガラス瓶当たり最大90%の二酸化炭素排出量削減に繋げられるという。まずは、CMBCで生産している主力ブランド「デニッシュ・ピルスナー」で、新たなビンを投入する。
CMBCは2019年、同社ビールブランド「デニッシュ・ピルスナー」を英国市場に再参入した際に、ガラス瓶の軽量化を実施。容器を10g軽量化したことで、ガラス消費量を年間130t削減することにも成功している。
【参照ページ】Carlsberg Marston’s Brewing Company to trial glass bottles with up to 90% lower carbon impact
【画像】Carlsberg
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