化学世界大手米ダウは1月20日、米ケミカルリサイクル技術開発Agilyxとエクソンモービルが2021年に発足したケミカルリサイクル推進コンソーシアム企業Cyclyx Internationalのコンソーシアムに加盟したと発表した。サーキュラーエコノミー化に向け新たな一歩を踏み出した。
Cyclyx Internationalは、米ケミカルリサイクル技術Agilyxと、エクソンモービルの合弁会社。プラスチックのリサイクル率を現状の10%から90%に引き上げることを使命としたる原料マネジメント分野のコンソーシアムを運営している。
【参考】【国際】ケミカルリサイクルAgilyx、事業飛躍。廃プラ分別でエクソンモービルと合弁。ブラスケムとは共同研究(2020年12月22日) 【参考】【アメリカ】ブラスケム、Cyclyxの創業メンバー参画。フィードストック型ケミカルリサイクル(2021年5月2日)
ダウは今回、Cyclyxに加盟することで、自社の製品に応じてカスタマイズされた回収プログラムや、プラスチック廃棄物をベースにした循環型の原料設計等のイノベーションを共同で進めるという。Cyclyxは、廃プラスチックの化学組成に関する広範なデータを活用し、AIと予測分析を用いて、リサイクルが困難なプラスチックをリサイクルに振り向けるイノベーションを追求している。
ダウは、2030年までに100万tのプラスチックを回収、再利用、リサイクルできるようにし、2035年までにパッケージ用途で販売する製品の100%を再利用またはリサイクルできるようにするという目標を掲げている。