重工業世界大手独シーメンスは1月27日、タイ発電公社(EGAT)が展開する世界最大の水力・浮体式太陽光発電ハイブリッド・プロジェクトでの協働を発表した。
同プロジェクトは、タイ・ウボンラーチャターニーのシリントーン・ダムに浮体式太陽光発電所を建設するというもの。設備容量は、太陽光発電で45MW、水力発電で36MW。EGATは、再生可能エネルギーとスマートテクノロジーの活用による二酸化炭素排出量削減で方針を掲げており、今回のアクションもその一環。
同プロジェクトでは、シーメンスのスマートグリッド推進プラットフォーム「EnergyIP DEOP」およびグリッド制御装置「SICAM」を採用。2021年10月から導入されている。機器の状態や初電力、気象観測、発電量予測等のモニタリングを行い、商用配電を行うEGATの需要に対応している。
【参照ページ】EGAT deploys Siemens’ software solutions for the world's largest Hydro-Floating Solar Hybrid Project 【画像】SIEMENS