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【日本】ヤマハ発動機、再エネ転換で2035年カーボンニュートラルへ。水産保護でもNGOスポンサーに

 ヤマハ発動機は6月28日、2021年7月に発表した「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」に関し、スコープ3を含めた2050年カーボンニュートラル目標のうち、スコープ1と2の達成時期を2035年へと前倒した。オフセットも活用する。

 スコープ1と2の削減では、省エネを徹底した上で、国内外の消費電力を再生可能エネルギーに転換。水力発電由来の「静岡Greenでんき(中部電力ミライズ)」を2022年7月から導入する。化石燃料エネルギーを再生可能エネルギー電力での電化に転換するため、熱設備の電化や蒸気レス空調等を導入する。

 これらの転換で2010年比で2035年に92%削減。残りの8%を国際的に認められた方法でカーボンクレジットでオフセットする。

 また同社は6月21日、環境分野への企業投資ファンド「Yamaha Motor Sustainability Fund(ヤマハモーターサステナビリティファンド)」を設立することを発表した。運用資産は1億米ドル。運用期間は15年。

 さらに同社米国法人の子会社ヤマハ・ライトウォーターズは6月27日、フロリダ州に本拠地のある水産保護NGOのBonefish & Tarpon Trust(BTT)のオフィシャルスポンサーとなったことも発表した。ヤマハのミッションであるカツオ、ターポン(イセゴイ)、パーミット、及びそれの生息地と漁場の保護を進めると伝えた。ヤマハ発動機は、漁船生産も主力の一つ。

【参照ページ】自社工場でのカーボンニュートラル達成を2035年に前倒し~CO2フリー電力の導入などにより、脱炭素社会実現に向けた取り組みを加速~
【参照ページ】環境分野に特化した投資ファンドの設立について ~環境課題の解決に資する取り組みを加速~
【参照ページ】YAMAHA BECOMES OFFICIAL OUTBOARD OF BONEFISH & TARPON TRUST

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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