電子機器世界大手中国レノボは7月13日、海運世界大手デンマークのAPモラー・マースクと協働し、製造拠点の中国からアジア太平洋地域と欧州向け製品の海上輸送での二酸化炭素排出量の削減を進めると発表した。
レノボは、2030会計年度までにスコープ1、スコープ2での二酸化炭素排出量を2018会計年度比50%削減、スコープ3排出量を同年比25%削減が目標。同目標は、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)の承認も得ている。今回のアクションもその一環。
マースクは、船舶用バイオ燃料を活用した海上輸送サービス「ECOデリバリー」を提供。従来型の化石燃料比で二酸化炭素排出量を80%削減できる。同サービスの需要は高く、2019年の導入以来、前年比170%成長を続けている。
マースクは、2022年中にはECOデリバリーを、物流サービスにも拡大予定。二酸化炭素排出削減量の第三者認証を取得し、バリューチェーン全体の顧客に展開する。
【参照ページ】Lenovo reduces emissions footprint with Maersk ECO Delivery
【参照ページ】Lenovo reduces emissions footprint with Maersk ECO Delivery
【画像】Lenovo
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