国際環境NGOの国際自然保護連合(IUCN)とスポーツ環境NGOのSails of Changeは10月5日、スポーツ組織がネイチャーポジティブを実現するためのパートナーシップを締結した。スポーツが気候変動や生態系を破壊している状況を打破し、ポジティブなインパクトをもたらす状態に転換することを目指す。
スポーツでのネイチャーポジティブの分野では、国連環境計画(UNEP)、生物多様性条約事務局、国際オリンピック委員会(IOC)が「自然のためのスポーツ・フレームワーク」の策定を進めており、12月の生物多様性条約締約国会議で発表される予定。署名団体を呼びかけ、署名団体には進捗状況の報告を義務付ける。
今回のパートナーシップは、「自然のためのスポーツ・フレームワーク」の実行支援に重点をおく。具体的には署名団体向けの研修プログラムやツールの開発を行う。また、スポーツイベントの参加者、アスリート、協会、ファン、スポンサー、コミュニティ、政策立案者等、スポーツに関わる幅広いステークホルダー向けの活動も計画している。パイロットプロジェクトを支援するための助成金プログラムも創設予定。
【参照ページ】IUCN and Sails of Change launch Sports for Nature partnership to help sports become nature-positive
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