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【ヨーロッパ】バイエルとTrinity Agtech、農場GHG排出・固定算定でパートナーシップ

 化学世界大手独バイエルと英アグリテック・スタートアップTrinity Agtechは3月21日、農場レベルでの温室効果ガス排出量算定・モニタリングに向けパートナーシップを締結したと発表した。

 バイエルは2021年、「欧州炭素イニシアチブ」を発足し、食料・農業のバリューチェーン関連の大企業と協働でのリジェネラティブ農業促進プロジェクトを展開。リジェネラティブ農業を採用することで、従来農法比で温室効果ガス排出量を平均15%削減できる結果を得ている。2025年までには、プロジェクト数および参画農家数を大幅拡大する予定。

 Trinity Agtechは、英Trinity Natural Capital Groupのグループ企業。Trinity Agtechのデジタル・プラットフォーム「Sandy」は、農場での温室効果ガスの排出と除去・固定の双方を算出できる。Sandyは、英食糧・環境・農村地域省(DEFRA)が実施したカーボンフットプリント測定ツールに関する調査で、カーボンフットプリントと自然資本の評価において第1位を獲得。GHGプロトコル、IPCC、ISO14064、ISO14067、その他主要なグローバルガイドラインへ準拠していることも承認されている。

 バイエルは、「Sandy」を、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)地域での農場レベルでの温室効果ガス排出量算定・モニタリングに活用していく予定。農家とプロジェクト開発者が全データを統合管理できるようにし、バリューチェーン上のステークホルダーのニーズに合わせたカスタマイズも可能にした。

【参照ページ】Bayer and Trinity Agtech join forces to drive regenerative practices in agriculture 【画像】Bayer

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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