Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【イギリス】政府アクチュアリー機関、行政機関にTCFDシナリオ分析を提言。財務省ガイダンス策定へ

 英政府アクチュアリー機関(GAD)は4月19日、政府及び公的機関に、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に基づく気候シナリオ分析を、2026年までに完了するようさせるよう助言した。英財務省に対し、実施のためのガイダンスを発表するよう求めた。

 GADは、1919年に発足した英政府の保険数理担当部門。当初は年金、社会保障、医療保険等の数理が役割だったが、現在には損害保険等も含め担当領域が広がっている。各行政機関が過去に実施してきた気候シナリオ分析でも、GADが助言役を果たしてきていた。

 今回の勧告に際し、GADは、気象庁、気候変動委員会、環境・食糧・農村地域省、エネルギー安全保障・ネットゼロ省等の関連省庁や、シナリオ分析をすでに実施している機関との協議も実施してきた。その上で、行政機関が行うべき気候変動シナリオ分析の要素として、適切なシナリオの洗濯方法や、インパクトの定量評価の是非等8つの内容を特定した。

 今回の勧告を受け、財務省は、ガイダンスの作成に着手すると発表した。

【参照ページ】GAD advises HM Treasury on climate scenarios

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。