
東京ガスは4月24日、系統用蓄電池事業に本格参入すると発表した。第1号案件「大分県角子原(つのこばる)蓄電所」の商業運転開始を2026年に予定している。
同蓄電所は、蓄電設備容量が25MW。大分県大分市角子原に設置する。同社100%子会社のニジオが開発・保守を担い、東京ガスが運用する。一般社団法人環境共創イニシアチブが公募する「令和5年度系統用蓄電池等導入・配電網合理化等再生可能エネルギー導入加速化事業費補助金(系統用蓄電池等導入支援事業)」の採択を受けている。
さらに、日本蓄電が開発する「広原蓄電所」から、20年間のオフテイク契約も締結した。同蓄電所の設備容量は30MW。宮崎県宮崎市に設置され、2026年7月の商業運転開始を予定している。広原蓄電所は、三菱UFJ銀行が同社として国内の蓄電所では初めてとなるプロジェクトファイナンスを組成した。
日本蓄電は、2022年10月にマッコーリーのグリーン・インベストメント・グループから分社化して設立された英Eku Energyの日本法人。蓄電所の開発、建設、管理運営を手掛けている。
【参照ページ】系統用蓄電池事業への本格参入について
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