
食品・消費財大手や小売大手が加盟する国際的な業界団体コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)の下部組織である「食品サプライチェーンの社会・環境基準策定イニシアチブ(SSCI)」は6月20日、環境基準を策定したと発表した。これによりSSCIは、従来からのマネジメント基準、社会基準に加え、環境基準が適用されることになる。
【参考】【国際】コンシューマー・グッズ・フォーラム、SSCI環境ワーキンググループ発足。スキーム基準1.1版も発行(2023年2月17日)
SSCI環境基準は、農作物や畜産物等の一次産品の生産、食品・消費財の加工・製造、林業の3つに適用される。一次産品生産では、栽培や飼育が環境に与える影響、食品・消費財の加工・製造では、バリューチェーン上の環境影響、林業では木材、紙、パルプによる森林への環境影響で基準が設定された。
今回、SSCIに環境基準が適用されたことで、食品や消費財、小売の業界で、サステナビリティ関連認証や第三者監査の活用が進む見込み。
【参照ページ】Sustainable Supply Chain Initiative Expands to Help Consumer Goods Companies Enhance Environmental Sustainability
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