
電子機器業界サステナビリティ推進機関RBA(責任ある企業同盟)は6月25日、電子機器サプライチェーンでの責任ある化学物質管理を促進するため、リスクベースの自主参加プログラム「化学物質管理リーダーシップ・プログラム(CMLP)」を開始したと発表した。
化学物質管理は、経済協力開発機構(OECD)の「責任ある企業行動のためのデューデリジェンス・ガイダンス」や「OECD責任ある企業行動に関する多国籍企業行動指針」に明記されているテーマ。RBAの行動規範と、化学物質管理に関するSVAP(Specialty Validated Assessment Program)でも位置づけられている。
同プログラムは、RBA会員企業と、サプライヤー、国際機関、NGO等のステークホルダーが協力し、化学物質の健全な管理を進めることを目的としている。具体的には、電子機器業界のサプライチェーン全体での化学物質管理リスクに関する集団的アクションと責任ある透明性を高める施策を展開するとともに、リスクベースの化学物質管理デューデリジェンスに関する業界の各アクションを調整していく。さらに、持続可能な化学物質管理と労働安全衛生管理の手法の採用、実施、継続的改善を支援。また、ステークホルダーとの対話を促進し、労働者の参画促進や、安全な代替化学製剤の開発も支援していく。
【参照ページ】RBA Launches Chemical Management Leadership Program for Global Supply Chains
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