
世界経済フォーラム(WEF)は6月25日、今後3年から5年間で社会により良い影響を与える可能性のあるテクノロジー上位10位を発表した。
【参考】【戦略】2023年に注目すべき最先端テクノロジー 〜WEFトップ10紹介〜(2023年8月8日)
WEFは、毎年上位10位のテクノロジーに関して、リスクと機会、社会に与える影響の展望を概説。2011年から実施しており今回で12回目。健康、通信、インフラ、サステナビリティ分野に関する技術が選ばれた。
最先端テクノロジートップ10
- 科学的発見のための人工知能(AI):生成AIや深層学習等による病気、人体、精神への理解の促進
- プライバシー保護を強化するテクノロジー:個人のプライバシーを守り、グローバルなデータ共有とコラボレーションを促す合成データの活用
- Reconfigurable Intelligent Surface:次世代ネットワークのための通信技術
- 成層圏プラットフォーム:飛行船や気球等を利用したモバイルネットワークの拡大
- センシングと通信の統合:6Gでのデータの計測と送受信によるスマート農業、環境、都市計画への活用
- 没入型テクノロジー:VR(仮想現実)や拡張現実(AR)を組み合わせた物理とデジタルモデルの正確性の向上によるインフラやシステムの迅速な改善
- 弾性熱量効果:世界的な気温の上昇に対する冷却ソリューションとして固体の伸縮に伴う温度変化現象である弾性熱量効果の活用
- 微生物による炭素回収:遺伝子工学により設計された微生物を活用した二酸化炭素の変換技術
- 代替家畜飼料:微生物たんぱく質、藻類、食料廃棄物を原料とした家畜用のタンパク質飼料
- 移植のためのゲノミクス:遺伝子操作した臓器の移植技術
【参照ページ】World Economic Forum Identifies Top 10 Emerging Technologies to Address Global Challenges
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