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【日本】LINEヤフー、なりすまし型偽広告で半期で2700件以上非承認。透明性レポート

【日本】LINEヤフー、なりすまし型偽広告で半期で2700件以上非承認。透明性レポート 1

 LINEヤフーは12月17日、広告サービス品質向上のための審査実績をまとめた2024年度上半期(2024年4月1日~9月30日)の「広告サービス品質に関する透明性レポート」を公開した。今回初めて、Yahoo!広告とLINE広告のなりすまし型「偽広告」に関連する審査実績を追加した。

 同社は、広告サービス品質を向上するため、同レポートを2019年度から開示。今回、個人または法人の氏名・名称、写真等を無断で利用して著名人等の個人または有名企業等の法人になりすまし、投資セミナーや投資ビジネスへの勧誘等を図る広告を、なりすまし型「偽広告」と定義し、対策状況を伝えた。

 同レポートによると、Yahoo!広告とLINE広告ともに、ユーザーからの肖像権侵害または「なりすまし」を理由とする申告広告掲載停止申告は0件だった。一方、なりすまし型「偽広告」による詐欺で用いられることの多い手口を禁止する「未認証のLINE公式アカウントや個人のLINEアカウントへの友だち追加を促すもの」の基準に基づき基づき非承認となった件数は2,715件だった。

 同レポートでは、広告の審査実績とは別に、Yahoo!広告のトラフィック審査の結果も紹介。2024年度上期に事前検知した無効クリック等をで、広告主の費用にならないよう非課金化の処理を実施した件数を、広告費に換算すると、全体で約190億円相当になるとした。

 同社では現在、Yahoo!広告とLINE広告の広告掲載基準の統合を順次実施中。すでに6月には「食品・健康食品」、7月31日に「化粧品・薬用化粧品(医薬部外品)」の判断基準が統一されている。

【参照ページ】広告サービス品質に関する透明性レポートを公開

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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