Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アメリカ】EPA、大型車の2027-2032排ガス基準最終決定。2031年以降に大幅削減

 米環境保護庁(EPA)は3月29日、2027年から2032年の大型車新車モデルに適用する新たな排ガス基準の最終ルールを公表した。2023年4月に原案を発表しており、約1年をかけて最終決定した。小型車と中型車に関しては3月20日に先行発表していた。

【参考】【アメリカ】EPA、2027年から2032年の自動車燃費基準案公表。小型車で46%減。EVシフト加速(2023年4月13日) 【参考】【アメリカ】EPA、2027-2032排ガス基準最終決定。2032年にEV比率30%から56%想定(2024年3月21日)

 大型車に対する規制値では、小型車及び中型車と同様に、原案から制限レベルを緩和。一方、2031年以降からは制限レベルが大幅に引き上げられ、2023年以降については原案よりも制限レベルを引き上げた形となった。

(出所)EPA

 またトレーラーには別途基準値が設けられている。

 EPAは、今回の規制強化により、10億tの温室効果ガス削減と、公衆衛生、気候変動、トラック所有者と運転手の節約に関連し、年間130億米ドルの社会的効果があると推計している。大型車は、米国の運輸部門からの温室効果ガス排出量の25%を占めている。

 EPAは、小型車、中型車を含め、電気自動車(EV)及びプラグイン・ハイブリッド車(PHV)向けのバッテリー要件基準も策定中。

【参照ページ】Biden-Harris Administration Finalizes Strongest Ever Greenhouse Gas Standards for Heavy-Duty Vehicles to Protect Public Health and Address the Climate Crisis While Keeping the American Economy Moving

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。