米ESG投資分野アドボカシーNGOのCeresは5月14日、Forbes Global 2000採用企業のうち475社のガバナンスとサステナビリティ・パフォーマンスを分析したレポートを発表した。分析データはVigeoEirisを活用。分析手法は、ロジスティクス回帰のオッズ比分析を用いた。
同レポートでは、まず取締役会でサステナビリティを扱っている状況のデータを収集。サステナビリティを扱う専門の取締役委員会を設けてており、定期的に報告を受けている企業が13%、定期的に報告を受けてはいないものの専門の取締役委員会を設けている企業が26%、専門の取締役委員会はないが定期的に報告を受けている企業が23%、いずれも実施していない企業が38%あった。Ceresは、取締役会でサステナビリティを監督する大企業は多いが、実際に取締役会の責務を定めている企業は依然少ないと評価した。
取締役の専門性に関しては、取締役の中にサステナビリティに詳しい人がいる企業は17%と少なく、残り83%はスキルを持ち合わせた取締役がいなかった。
取締役の報酬面では、サステナビリティ目標と連動する報酬設計をしており達成状況も開示している企業はわずか6%。開示はしていないがサステナビリティ目標と連動する報酬設計をしている企業が26%。残り68%は、連動する報酬制度を設けていなかった。
またロジスティクス回帰の結果から、上記のガバナンスが進んでいる企業ほどサステナビリティへのコミットをしており、また逆もまた然りだということがわかった。Ceresは、好循環が生まれていると分析した。
【参照ページ】SYSTEMS RULE: How Board Governance Can Drive Sustainability Performance
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