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【国際】世界銀行グループ、再生エネ普及のため途上国でのバッテリー設備推進に 1100億円ファイナンス

 世界銀行グループは9月26日、再生可能エネルギー普及に向けたバッテリー分野への新たなファイナンス・プログラム「Accelerating Battery Storage for Development」を発表した。発展途上国向けに10億米ドル(約1,100億円)にファイナンスする。さらに別途、10億米ドルを、途上国の気候変動対策を支援するために世界銀行に設立された多国間資金メカニズム「気候投資基金(CIF)」のクリーン・テクノロジー基金(CTF)からも動員し、他の政府系機関や民間金融機関からも30億米ドルを動員する。

 世界銀行グループは、世界的に再生可能エネルギー発電の勢いが高まる仲、依然として高価で展開が進んでいないバッテリーの分野には課題があると判断。今回のプログラムを通じ、現在発展途上国で4から5GWhのバッテリー能力を、2025年までに17.5GWhまで3倍に拡大する。これにより再生可能エネルギーのさらなる普及を狙う。

 同プログラムでは、バッテリー設備の導入だけでなく、環境に配慮した技術やリサイクルに配慮した部材調達体制も構築していく。また、発展途上国の状況に適したバッテリー技術を確立するため、政府系研究機関、その他研究所、R&D機関、慈善団体等の連携を導くシンクタンクも立ち上げる。

【参照ページ】Powering New Markets for Battery Storage

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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