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【国際】IPCC、各国の二酸化炭素排出・吸収量算出で手法改定。2019年補完ガイダンス採択

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は5月13日、各国政府が国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局への提出義務がある二酸化炭素排出量や削減量の算出手法について、2006年に策定された現行手法を補完するドキュメントを採択し、手法を修正したと発表した。その後の科学的発見を基にして、二酸化炭素排出及び吸収に関する算出手法を改めた。今回の修正により、各国報告の透明性や報告プロセスを改善する効果が期待できる。

 今回発行した「2019 Refinement to the 2006 IPCC Guidelines on National Greenhouse Gas Inventories(2019 Refinement)」は、IPCCインベントリータスクフォース(TFI)が執筆し、京都で開催されたIPCCの第43回会合で承認された。構成は、2006年策定ガイドラインと同じく、「全体ガイダンス」「エネルギー」「工業プロセス・製品使用」「農業、林業、他の土地利用」「廃棄物」の5章構成。

【参照ページ】IPCC Updates Methodology for Greenhouse Gas Inventories
【参照ページ】2019 Refinement to the 2006 IPCC Guidelines for National Greenhouse Gas Inventories

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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