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【国際】ワシントン条約、日本で人気のコツメカワウソの商業取引禁止。フカヒレ食材等も取引規制

 絶滅危惧を扱うワシントン条約(CITES)締約国会議総会は8月26日、アオザメやサカタザメ等18種のサメとエイを「附属書2」に加えることを可決した。今回、追加が決議されたサメやエイは、フカヒレ等中華料理の食材として使われているものも多い。また、「附属書2」に指定されていたコツメカワウソとビロードカワウソを「附属書1」に指定替えすることも可決した。

 ワシントン条約では、種の保護レベルに応じて「附属書1」「附属書2」「附属書3」の3つの分類を用意している。附属書1に指定されると、商業目的の国際取引が全面禁止。附属書2では、商業目的の取引には、輸出国の証明・許可が必要となる。附属書3は、指定された国からの国際取引に限り、輸出国の証明・許可が必要となる。このうち締約国会議で決議するのは、附属書1と2のみで、附属書3は締約国が一方的に指定することができる。

 アオザメやサカタザメの附属書2追加では、事前に行われた取引委員会での採決では、中国、日本、ニュージーランド、アイスランド等の40カ国が反対したが、102カ国が賛成し可決された。

 コツメカワウソは、ペットとして人気の動物で、ワシントン条約事務局によると、2017年に最もペット需要が多かったのが日本。主にタイを経由して日本に輸入されている。

【参照ページ】CITES going full steam ahead to ensure sustainable use of marine resources
【参照ページ】CITES conference responds to extinction crisis by strengthening international trade regime for wildlife

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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