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【イギリス】王立協会、ブレイン・マシン・インタフェース技術規制を政府に要請。大企業独占を懸念

 英科学アカデミーの王立協会は9月9日、人間の脳とコンピュータを接続する「ブレイン・マシン・インターフェース(ニューラル・インターフェース)」技術について、英国政府が世界のリーダーとして主導し、浮上する倫理的課題への対応方法を率先して検討すべきとした。

 ブレイン・マシン・インタフェースは、信号を脳に直接送り込むことで、認知症、麻痺、精神的健康状態、肥満に対処するための医療技術として注目されている。すでに大手企業も関心を高めている。

 今回のレポートは、英国民健康サービス(NHS)を含め、英国では生命科学やゲーム業界が「ブレイン・マシン・インタフェース」を推進してきており、世界をリードできる立ち位置にいると指摘。そのため、英政府に対し、同技術の倫理的リスクを理解し、規制のあり方を検討すべきとした。

 具体的な提言としては、データ収集方法や管理方法に関する倫理課題について政府としての調査実施、イノベーションを促進するための産官学連携を政府が推進、英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)等の政府機関が大企業の同技術の独占を防ぐためイノベーションの推進、規制のあり方の検討の4つを挙げた。

【参照ページ】Government urged to investigate ethics and applications of brain, body and machine-merging technology

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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