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【スイス】ネスレ、Business Ambition for 1.5°C署名。2050年までにCO2排出量ゼロ

 食品世界大手スイスのネスレは9月12日、2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにする新たな気候変動対策を発表した。気候変動を1.5℃に抑えるための国際スタンダードに合わせた。国連グローバル・コンパクト(UNGC)が署名を呼びかける「Business Ambition for 1.5°C」誓約にも署名した。

【参考】【国際】国際機関・NGO、企業に1.5℃目標達成に即すCO2削減目標設定を要請。Business Ambition for 1.5°C

 ネスレはすでに二酸化炭素排出量を2℃に抑えるため、科学的根拠に基づく排出削減目標設定(SBT)に基づき削減量を減らしてきたが、今回それでは不十分と判断。新たに1.5℃目標に基づく削減目標を打ち出した。

 目標達成に向け、同社の工場、倉庫、物流センター、オフィスでの再生可能エネルギー100%化を推進。すでに世界全体の同社工場は3分の1が再生可能エネルギー100%となっている。今後はサプライヤーの風力発電や太陽光発電への投資も支援する。

 加えて、同社は、植物由来の食品・飲料の商品ラインナップを拡充する。また、気候変動に適応できる原料を使用も増やす。また、化石燃料以外の包装素材の開発にも取り組む。

 さらに、森林破壊問題にも対応する。乳製品を中心に原材料生産農家での森林保護及び生物多様性保護のプログラムを展開する。

【参照ページ】Nestlé accelerates action to tackle climate change and commits to zero net emissions by 2050

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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