
決済世界大手米マスターカードは1月17日、シティバンクらと協働で、植林イニシアチブ「Priceless Planet Coalition」を発足したと発表。参画企業は、同社クレジットカードでの決済を通じて植林活動に参加できる。同社は、ネットワーク効果により、各企業が単体で取り組む以上のメリットを創出することを期待。今後5年間で1億本の植林を行うと宣言した。
同イニシアチブは、クレジットカード決済毎に植林活動に資金を寄付するもの。シティバンクが同イニシアチブを活用したクレジットカードを第1号発行者となる。すでに英情報プロバイダーIHS Markitが、シティバンクの同クレジットカードを導入することを決めた。今回のイニシアチブには、他にもサンタンデール銀行の英国法人、bunq、サックス・フィフス・アベニュー、L・L・ビーン、ニューヨーク市のメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ、ロンドン交通局、アメリカン航空が参画を決めた。
天然資源の利用や汚染は、持続可能な閾値を超えており、植樹は気候変動対策として、効果的なメカニズムだとされる。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、平均気温上昇1.5℃未満に抑えるには、2030年までに10億ヘクタールの森林が追加で必要になる。しかし、大規模植樹は、対象地域の生態系への悪影響等に配慮した上で実施しなければならない。
同イニシアチブは、国際環境NGOの世界資源研究所(WRI)やコンサベーション・インターナショナル(CI)を資金の寄付先として選定した。
【参照ページ】Mastercard and Partners Launch Priceless Planet Coalition to Act on Climate Change
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