米国で人種差別への関心が大きく高まる中、消費財や食品企業の間で、製品や企業のブランディングを変更する動きが相次いでいる。6月19日にはジョンソン・エンド・ジョンソンが、「美白」商品は「白人優位」を暗示するとしてアジア及び中東で美白クリームの販売を中止すると発表しているが、さらに他社にも動きが広がってきた。各社は非常に難しい舵取りを迫られるようになっている。
【参考】【国際】J&J、アジアと中東で美白クリームの販売中止。人種差別の批判受け
消費財世界大手英蘭ユニリーバと同社インド子会社ヒンディスタン・ユニリーバは6月25日、…