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【ヨーロッパ】マイクロソフト、CSL Europeに加盟。気候変動対策でユニリーバ等と協働

 IT世界大手米マイクロソフトは9月2日、英ケンブリッジ大学のサステナビリティ・リーダーシップ研究所(CISL)率いるCorporate Leaders Group(CLG)の欧州支部「CLG Europe」に参画したと発表した。グリーンリカバリーの強化等、2050年の二酸化炭素ネット排出量ゼロに向け、欧州の気候政策が極めて重要な時期を迎える中、気候変動に対する野心的目標を共有する企業らと協働する。

 CLG Europeは、気候変動ニュートラルの実現に取り組むセクター横断イニシアチブ。加盟企業は、ユニリーバ、コカ・コーラ ヨーロピアン・パートナーズ、セールスフォース、DSM、環境防衛基金(EDF)、アクシオナ、イベルドローラ、Signify、ストラ・エンソ、Sky、Interface、ROCKWOOLで、今回マイクロソフトが加わり合計13社となった。

 マイクロソフトは1月、2030年までに二酸化炭素ネット排出量をマイナスにする(カーボンネガティブ)を目標として設定し、さらに2050年までに1975年からその時までの同社の二酸化炭素排出量全てを相殺すると発表。同時に、二酸化炭素排出量の削減や炭素回収技術開発を推進するための気候イノベーション・ファンドを設立し、10億米ドルを出資することも表明している。

【参考】【アメリカ】マイクロソフト、2030年カーボンネガティブ、2050年に1975年以降の全排出量相殺を宣言
【参考】【国際】マイクロソフト、事業・製品・包装で2030年カーボンニュートラル宣言。サーキュラーエコノミーが軸

 さらに同社は、二酸化炭素排出量削減に加え、廃棄物ゼロ、水フットプリントにも取り組むと宣言。データとテクノロジーを活用し、世界中の環境データを仮想の「惑星型コンピューター」への集約にも取り組んでいる。

 CLGは現在、CSL EuropeとCSL UKの2つの支部が存在し、支部の単位で加盟企業を募っている。双方の支部に加盟している企業も多い。また投資家をメンバーとしたグローバル規模の「Investment Leaders Group(ILG)」も運営している。

【参照ページ】Microsoft joins European Corporate Leaders Group to support progress towards net zero

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