国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の加盟国は1月21日、年次総会を開催し、「エネルギー転換に関するグローバル・ハイレベル・フォーラム」を設立することで合意した。新型コロナウイルス・パンデミックからの気候変動重視の経済復興「グリーンリカバリー」でIRENAが持つ再生可能エネルギーの知見を発揮していく。
IRENAには現在、世界163ヶ国が加盟。今回設置のハイレベルフォーラムは、政府、産業界、企業、投資家、大学等でのエネルギー転換に関するアクションを加速させることを目的とし、2021年の重点テーマを「エネルギー転換での経済復興努力の構築」「健康と食品での再生可能エネルギーの増加」「パリ協定と整合性のあるネット0戦略の推進」の3つに定めた。
同フォーラムは、年次総会議長が主催し、各年度で1回以上開催する。また、2021年には9月に国連事務総長が主宰するハイレベル・エネルギー対話と、12月に第26回気候変動枠組条約グラスゴー締約国会議(COP26)に向けて、情報のインプットも行っていく。
【参照ページ】IRENA Members Endorse Launch of Global High-Level Forum on Energy Transition
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