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【アメリカ】35機関、リサイクル可能性フレームワーク案策定。ウォルマート、スタバ、ペプシコ等

 米NGOのRecycling Partnershipは8月11日、下部組織の企業参加イニシアチブ「Pathway to Circularity」を通じて、容器・包装のリサイクル可能性の定義フレームワーク「リサイクル可能性フレームワーク」案を公表した。9月17日までパブリックコメントを募集する。

 Pathway to Circularityは、フレームワークの策定に当たり、業界関係者を結集した「Pathway to Circularity Industry Council」を組成。ウォルマート、スターバックス、アマゾン、ペプシコ、コルゲート・パーモリーブ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、インドラマ、インターナショナル・ペーパー、フェニックス市、Recycled Paperboard Alliance、Northeast Recycling Council(NERC)、Closed Loop Partners、アルミニウム協会、米国森林製紙協会(AF&PA)、プラスチックリサイクル協会(APR)、カートン協議会、ガラス包装協会(GPI)、スクラップ・リサイクル産業協会(ISPI)等が参画した。

 Pathway to Circularityは今回、米国では国としてのリサイクル可能性の枠組みやガイドラインが存在していないため、自分たちで先に定義したと説明。今回定めたフレームワーク案では、容器・包装のサーキュラーエコノミー化に向け、リサイクル可能性を評価する5つの要件を設定した。対象は、プラスチックだけでなく、紙、ガラス、金属まで含む。

  • サーキュラー設計:各産業のガイダンスに準拠しているか?(消費者廃棄のプラスチックも対象となっているか?は任意)
  • リサイクル可能性の普及:市場流津量の75%以上でリサイクル方針を適用しているか?
  • アクセス・適応:米国で容器・包装へのアクセスが60%以上確立できているか?(消費者向けラベル表示は正確か?は任意)
  • 捕捉率:ごみ回収施設の仕分け率が90%を超えているか?
  • 出口:スクラップ・リサイクル産業協会(ISPI)の仕様に準拠しているか?二次流通市場は十分か?

同NGOは、パブリックコメントでの意見を参考にしつつ、今秋に完成版を発行する考え。

【参照ページ】Industry Leaders Help Establish Groundbreaking Framework to Evolve Packaging Recyclability

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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