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スペイン独立系発電事業者(IPP)グレナジーは1月12日、中国BYDから1.1GWhのバッテリー設備を購入する契約を締結したと発表した。大規模エネルギー貯蔵システム(ESS)を構築する。
今回の大規模エネルギー貯蔵システム(ESS)は、オアシス・デ・アタカマ・プロジェクトで建設が進められている大規模太陽光発電所に併設される。同発電所は、総投資額14億米ドル。第1段階は2024年に、第2段階は2025年に稼働する予定。総設備容量は1GW。併設するバッテリーは4.1GWhを計画しており、そのうち1.1GWhがBYD製となる。具体的には、グレナジーはBYDからバッテリー・モジュール「魔方(MC)キューブESSモデル」を合計2,136台購入する。
グレナジーは現在、開発段階のものも含めて、エネルギー貯蔵設備を10GWh以上の規模で保有。今後さらに8億ユーロを投資していくことも表明している。
【参照ページ】Grenergy and BYD sign a strategic agreement on energy storage for the supply of 1.1 GWh
【画像】BYD
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