Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アメリカ】IBM、サイバーセキュリティとデータ分析で新資格制度開発。大学でAI人材育成

 IT世界大手米IBMは7月22日、米国にコミュニティ・カレッジと協働し、サイバーセキュリティとデータ分析の新たなIBM SkillsBuild資格を開発したと発表した。学生のAIスキル向上に貢献する。

 今回の新資格では、すでに、アラバマ・コミュニティ・カレッジ・システム、ベイエリア・コミュニティ・カレッジ・コンソーシアム、コロラド・コミュニティ・カレッジ・システム、ルイジアナ・コミュニティ・アンド・テクニカル・カレッジ・システムの学生が今秋から取得可能になることが決まっている。取得のための講座は、各学校の判断で単位認定もできるように設計されている。

 今回の資格は、学部生や大学院生、また単科科目生、修了証講座学生等が受講する講座として設けられる。カリキュラムの設計では、ジョブズ・フォー・ザ・フューチャー(JFF)や、業界専門家からのレビューも受け、実際の雇用企業のニーズと整合させることが強く意識された。各資格の学習時間想定は60時間から65時間。IBM SkillsBuild Cybersecurity Certificateの修了には12単位、IBM SkillsBuild Data Analytics Certificateの修了には8単位が推奨されている。

 IBM SkillsBuildサイバーセキュリティ資格の講座は、ガバナンス、リスク、コンプライアンスとデータ・プライバシー、脆弱性管理、システムとネットワーク・セキュリティ、クラウド・セキュリティ、セキュリティ運用管理、インシデント対応とシステム・フォレンジックで構成。IBM SkillsBuildデータ分析資格は、データ分類、組織のためのデータの使いやすさ、推測統計と記述統計、データの収集と分析、分析のためのデータの準備、データの視覚化とプレゼンテーションで構成されている。

 IBMは、2030年までに未来の仕事に必要な新しいスキルを3,000万人に提供することを目標として掲げており、今回の資格開発もその一環。

【参考】【国際】IBM、2030年までにあらゆる年齢層3000万人にITスキル教育提供。経済成長を促進(2021年10月18日)

【参照ページ】New IBM SkillsBuild Cybersecurity and Data Analytics Certificates to be Deployed in Community College Systems across Alabama, California Bay Area, Colorado and Louisiana

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。