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【イギリス】テスコ、持続可能な畜産サプライヤーに追加報酬支給。酪農、牛肉、豚肉、ラム

 英小売大手テスコは8月28日、持続可能な農業を実践する英国の畜産家400世帯以上に対し、金銭的インセンティブを導入すると発表した。追加報酬総額は、初年度で合計950万ポンドを予定している。

 同社は、酪農家400世帯以上が所属する持続可能農業グループ(SFGs)として、持続可能な酪農グループ(TSDG)、持続可能な羊農グループ(TSLG)、持続可能な養豚グループ(TSPG)、持続可能な肉用牛農グループ(TSBG)等を設立済み。同社は今回、同グループに対し、温室効果ガス排出量削減、動物の健康、飼料効率、土壌・水質改善等のサステナビリティ指標を達成することで、追加報奨を支給する仕組みを導入する。

【参考】【イギリス】テスコと乳製品サプライヤー、酪農家GHG30%削減に向けプロジェクト開始(2024年11月27日) 【参考】【イギリス】テスコ、養豚サプライヤー支援TSPG再始動。環境・動物福祉等でインセンティブ(2025年1月26日)

 酪農では、持続可能な酪農グループ(TSDG)に所属し、加工事業者ミューラーUKを通じてテスコに牛乳を供給している英国の酪農家260世帯に対し、サステナビリティ指標の達成に応じ、1L当たり最大2.5ペンスの追加報奨金を支給。TSDGは今後1年間、土壌、水質、生物多様性の改善に向けた目標を設定するためのベースラインデータ収集も行う。

 肉類の分野では、同社はすでにテスコ持続可能な牛肉グループ(TSBG)で同様のインセンティブ支給を開始済み。今回、羊肉畜産家160世帯が参加する持続可能なラム・グループ(TSLG)、養豚家を対象とした持続可能な養豚グループ(TSPG)にも同プログラムを適用していく。

 今回のアクションの背景には、1月にテスコと英ハーパー・アダムス大学が共同発表した報告書「英国農業のためのグリーン・プリント報告書」が背景にある。同報告書は、英国での持続可能な農業の実現のため、農家の経験や意見を理解、共有するため、英畜産家300世帯以上を対象にアンケート調査や座談会も実施。その中で、金銭的インセンティブの導入が提言されていた。

[2025.9.14修正] 一部内容を修正した。

【参照ページ】Tesco farmers set to benefit from financial incentives to achieve environmental goals 【参照ページ】A Greenprint for UK Farming 【画像】Tesco

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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