信販世界大手米マスターカードは7月19日、2025年までに二酸化炭素排出量を2016年比20%削減する目標を策定し、科学的根拠に基づく削減目標設定イニシアチブ(SBTi)から目標を承認された。信販企業でSBTi承認を得たのは世界初。
同社は二酸化炭素排出削減量の策定に当たり、CDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)からの支援を得た。
同社は2017年、事業所内の太陽光発電の建設、再生可能エネルギー電力の購入、グリーン電力証書購入を組み合わせ、世界全体の事業所の事業電力を100%再生可能エネルギーに転換することを達成。今後は、所有不動産をグリーンビルディングに転換していき、電力消費量の削減をさらに進める。
【参照ページ】Mastercard is First Payments Player to Receive Approval for Science-Based Emissions Target