トップニュース 【オーストラリア】UNESCO、グレートバリアリーフの危機遺産指定見送り。豪政府の努力必死 国連教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産委員会は8月1日、オーストラリアのグレート・バリア・リーフを「危機遺産」に指定することを見送った。しかし、依然として、気候変動と水質汚染による深刻な脅威にさらされているとし [&he...
トップニュース 【国際】「自然犯罪アライアンス」発足。違法経済行為対処で政府、国際機関、NGOが協働 米国政府、ノルウェー政府、世界資源研究所(WRI)の3者は8月23日、自然犯罪と戦うためのマルチステークホルダー型組織「自然犯罪アライアンス」を発足。全19政府・団体が創設メンバーとして参画した。 自然犯罪アライアン [&hell...
トップニュース 【国際】GEF、グローバル生物多様性枠組基金創設。カナダと英国が資金拠出 国連の地球環境ファシリティ(GEF)は8月24日、カナダのバンクーバーで開催された第7回総会で、生物多様性のための新たな基金「グローバル生物多様性枠組基金(GBFF)」の設立を発表した。 同基金は、山火事、洪水、異常 […]
トップニュース 【国際】32機関投資家、G20財相に農業補助金改革要請。運用資産総額約1060兆円 機関投資家の食品・小売関連イニシアチブ「Farm Animal Investment Risk and Return(FAIRR)」は8月22日、2030年までに農業補助金を気候・自然の目標に適合させるよう要請するG2 […]
トップニュース 【国際】野生生息地審議会、自動車業界向け生物多様性対策ペーパー発行。日本企業の事例も紹介 国際NGO野生生息地審議会(WHC)は8月17日、自動車業界向けの生物多様性に関するホワイトペーパーを発行した。日本企業もケーススタディとして取り上げられた。 今回のホワイトペーパーは、
トップニュース 【国際】FAO、マングローブ土地利用で世界初報告書。消失理由の多くは農業や養殖 国連食糧農業機関(FAO)は7月26日、コロンビアのカルタヘナで開催されたマングローブ投資促進イニシアチブ「マングローブ・ブレークスルー」の会合で、マングローブの土地利用に関して分析した世界初の報告書を発表した。 【参 [&h...
トップニュース 【国際】TNFD、自然資本評価のデータ環境動向で現状把握。市場の失敗に対処するための検討 自然資本観点でのリスク・機会の情報開示を検討する自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は8月11日、自然資本を評価するデータセットの動向を調査したレポートを発表した。現状を分析するとともに、民間企業がデータ提供 [&h...
トップニュース 【アメリカ】海底資源採掘は海洋生態系と人間生活に悪影響。論文発表。連邦と州で禁止立法進む 米ユタ州立大学の研究者らは8月9日、米連邦政府管轄の海域の採掘ポテンシャル地周辺での海底資源採掘が、海洋生態系と人間の生活に有害な影響をほぼ確実に与えることを特定したとする論文を発表した。米国内での海底資源採掘を巡る...
トップニュース 【南米】アマゾン地域8ヶ国政府、ベレン宣言署名。社会・環境の地域協力体制を再構築 ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナムの8ヶ国政府は8月8日、アマゾン協力条約(ACT)締約国会議で、アマゾン熱帯雨林を保護する「ベレン宣言」に署名した。 2023年1月に […]
トップニュース 【国際】マングローブ・ブレークスルー、アクションプラン策定。COP28への機運情勢 マングローブ投資促進イニシアチブ「マングローブ・ブレークスルー」は7月24日から7月28日、国連気候変動枠組条約第28回ドバイ締約国会議(COP28)を前に、コロンビアのカルタヘナで会合を開催。短期と中期のアクションプ […]
トップニュース 【イギリス】M&S、農園18ヶ所でAI搭載花粉媒介者モニタリング機器導入。テスコに続く 英小売大手マークス&スペンサーは7月25日、昆虫モニタリング機器開発スタートアップ英AgriSoundと協働し、プライベートブランド(PB)商品用の農園18ヶ所での花粉媒介者(送粉者)のリアルタイム・モニタリ […]
トップニュース 【ドイツ】プーマ、牛皮革調達で2030年までの森林破壊ゼロにコミット。LWGイニシアチブ アパレル世界大手独プーマは7月6日、牛革産業での森林破壊ゼロを提唱するイニシアチブ「Deforestation-Free Call to Action for Leather」に署名したと発表した。自然資本マネジメント […]
トップニュース 【日本】政府、第6次国土利用計画と第3次国土形成計画を閣議決定。ネイチャーポジティブ全面に 日本政府は7月28日、「第6次国土利用計画(全国計画)」と「第3次国土形成計画(全国計画)」を閣議決定した。ネイチャーポジティブの概念を双方の計画に組み込んだ。 国土利用計画は、
トップニュース 【国際】G20環境相会合、化石燃料廃止で合意ならず。自然資本では対策方向性確認 G20環境・気候相は7月28日、インドのチェンナイで会合を開催。議長国インドが「成果文書及び議長総括」が発出した。「気候変動」「土地と生物多様性」、「水資源管理」「ブルーエコノミー」「サーキュラーエコノミー」の各テーマ [&...
トップニュース 【北米】ペプシコとウォルマート、リジェネラティブ農業促進で協働。7年間で170億円規模支援 食品世界大手米ペプシコと小売世界大手米ウォルマートは7月26日、リジェネラティブ農業を実践する米国とカナダの農家の支援のため、パートナーシップを締結したと発表した。双方で7年間で合計1.2億米ドル(約170億円)相当の [&hell...
トップニュース 【国際】アパレル世界大手、ジーンズのサーキュラー化進展。エレン・マッカーサー財団報告 サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団のイニシアチブ「ジーンズ・リデザイン」は7月19日、現状を分析した「インサイト・レポート」を発行した。加盟企業の72%が、自社のジーンズを同イニシアチブのガイドライ [&...
トップニュース 【北米】ADM、リジェネラティブ農業目標を4倍に上方修正。参加農家にプレミアム報酬 穀物世界大手米ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)は7月18日、同社の北米でのリジェネラティブ農業プログラム「re:generations」を大幅拡大し、目標を4倍に引上げた。 同社は2022年、
トップニュース 【フランス】LVMH香水3ブランド、ビートルート生産でリジェネラティブ農業転換開始。仏農協と協働 高級アパレル世界大手仏LVMHモエ・ヘネシー・ルイヴィトンは7月19日、傘下の香水ブランド「パルファン・クリスチャン・ディオール」「ジバンシィ・パルファン」「ケンゾー・パルファン」で、フランス農業協同組合クリスタル・ユ [&h...
トップニュース 【国際】ネスレ、画期的な酵素活用減糖技術発表。小麦のリジェネラティブ農業転換も開始 食品世界大手スイスのネスレは7月14日、汎用性とコスト効率の高い特許取得済み減糖技術を発表した。低乳糖や脱脂乳をベースとした製品でも使用できる。 同技術では、
トップニュース 【EU】欧州委、農林業・アパレルで新たな立法へ。土壌モニタリングやアパレル製品分別回収 欧州委員会は7月5日、EUの食料安全保障の食糧システムのレジリエンス強化で、一連の政策を発表した。今後、EU理事会及び欧州議会との協議に入り、立法化を目指す。 まず、