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【カナダ】鉱業協会とストラトス社がECR賞を共同受賞、持続可能な鉱業に高い評価

カナダの鉱業協会(MAC)とサステナビリティ・コンサルティング・ファームのストラトス社が、持続可能な鉱業を主導する「TSMイニシアティブ」において顕著な実績を収めたとしてECR賞を受賞した。同賞は、カナダのCorporate Responsibilityの専門家たちが、持続的かつ倫理的ビジネスの手段や手法を生み出した団体に対し、その努力と貢献を評して授与するもの。

TSMイニシアチブは、カナダの鉱業会によって2004年に立ち上げられ、鉱業および鉱物加工業界のすべての分野で基本理念の普及や重要な実践行動の指導をしてきた。それは情報の開示、外部保証システムや国の公益諮問団体によって支えられている。団体には鉱業コミュニティ、先住民のグループ、組織労働者や環境NGOなどが属し、TSMの方針を決めるための重要な鍵を握っている。ストラトスは、MACとそのメンバーがTSMを推進し、実行するのをサポートしてきた。

Mining Association of Canada

TSMイニシアティブは、鉱物資源採掘にあたって考慮を要する分野を包括的に扱っている。尾鉱処理、エネルギー消費、危機対策、生物多様性、先住民リレーションシップ、健康安全など各方面の分野のマネジメント基準をAAAからCまでの5段階で評価。当面はカナダ鉱業会が中心となってカナダ国内で事業活動を行う企業向けに展開されていく見通しだが、他の国にも影響を及ぼしていく可能性もある。資源開発の分野では、政府が中心となり法整備によって規制をかけるところが多いが、カナダのようにサステナビリティ対策のメリットを強調し、自発的なルール整備を行っていくことは注目に値する。

【協会サイト】Mining Association of Canada

【企業サイト】Stratos

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