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【イギリス】サステナビリティ目標の達成に向けてユニリーバが導入した新たな仕組みとは?

ユニリーバのパーソナルケア部門で副社長を務めるGina Bosworth氏が"WWD BEAUTY SUMMIT 2013"で自社の新たなサステナビリティ戦略について講演した。今回はその一部をご紹介する。

ユニリーバでは現在「USLP(ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン)」というサステナビリティ目標を掲げているが、その柱となっているのがGina氏も言及している下記3つの目標だ。

  • 製品のライフサイクル全体に渡り温室効果ガスの負荷を半減させる
  • 世界中にいる10億人以上の人々の健康状態と生活水準を改善する
  • 2020年までに原材料となる農産物について100%持続可能な調達を実現する

Gina氏によれば、ユニリーバはこれらの目標を達成するために新しい仕組みを導入したとのことだ。具体的には、社内において環境パフォーマンス指標と経済パフォーマンス指標を切り離し、両者のトレードオフが起こらないようにしたと言う。

この新たな仕組みにおける一番大事なポイントは、ブランド責任者が売上など他の優先順位が高い指標から解放され、サステナビリティ目標の達成に向けて常にベストな意志決定ができるようになったことだと言う。

これはサステナビリティ戦略を社内で推進していく上では確かに重要な要素だ。「何を評価するか」を変えることで、従業員の行動も変わるからだ。

ユニリーバのような消費財メーカーのブランド責任者は、常に競合との厳しいマーケティング競争にさらされており、売上向上とサステナビリティ推進の間にコンフリクトが生じることも少なくない。

経済指標と環境指標を切り離してまでUSLPで掲げた目標の達成にこだわるユニリーバからは、サステナビリティ戦略をビジネスの中心に据えるという強い意志と実行力の高さが感じられる。

【企業サイト】UNILEVER日本語) 【CSRページ】Unilever Sustainable Living Plan日本語) 【イベント主催】WWD(Women’s Wear Daily)

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